2017 NBA シーズンを振り返って

ドラフト アワードが終わり 2018シーズンが動き始めたリーグ

 

結局はどこがGSWを倒すのか? それが来シーズンのテーマだ

 

言い換えると 一体いつになったら審判はGSWのムービング,イリーガル,ホールディング,スクリーンに笛を吹くのだろうという事になる

 

何度も申し上げるがGSWの生命線はザザパチュリアとデイビッドウェスト審判による反則の見逃しにある GSWはこの二人無しには絶対に優勝は出来ないだろう

どうしてここまで断言出来るかというと この二人によって各Qの出だしの点差が生まれるからだ

 

GSW以外のチームは例外なく各Qの頭はスタートダッシュせずに様子見から徐々にペースを上げていくが

GSWの選手は初めから

 

審判も各Qの頭は際どいジャッジをしない事を知っている

 

つまりザザ ウェストがある程度の動きをしてもコールされないだろうとタカをくくっている

 

シューター達は決まり事"だけ"していればいいのでシュート成功の有無を気にせず自分達の仕事をしてればいい つまり十分にリラックスしているという事

(NBA選手の中で余程体調が良い日を除けば,毎試合リラックスしてゲームに望めるのは異常な事だと考えていた方がまともだと思う)

これらのアドバンテージを活かしてゲームに望んでいるのだ

 

 

 

フロイドメイウェザーに似たGSWのゲーム運び

    ストレスを与える事がGSWのキーワード

 

メイウェザーが現役の時 世界中のボクシングファンが彼が負けるのを楽しみにチャンネルを合わせていた筈だ

 

しかし負けなかった

 

何故ならパンチが当たらなかったからである

   では何故,パンチが当たらなかったかというと

  • 対戦相手が波に乗った際にメイウェザーが必ず反則にならない程度に相手の腕をガッチリホールドする事でリズムを切り,アウトボクシングに切り替え,相手のリズムを読み,隙が出来た時にポイントになるパンチを繰り出していたからだ

 

要するにボクシング バスケットボールそれぞれのルールのギリギリのグレーゾーンを上手い事利用しているからこそ相手からすれば 

「なんであっちの反則を取らないんだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛」

ストレスを与える事に成功していたのだ

 

このブログをご覧になっているAPPSさんを始め(スターマークありがとうございました),日々ストレスを感じる場面を例に挙げると 

例えば,

並んでいる列に急に割り込まれる

(車の運転なんかもそうですよね)

ズルしている同僚や同級生が何故か上司や先生に褒められる

(何故か自分が怒られたりする件WWW)

悪事を働く政治家,有力者,犯罪者が罪を逃れられるこの社会システム

(マスメディアはあえて放送したりなんかも...)

「コイツ悪い事やってんぞ!!!」と主張が認められないという満たされない自己承認欲求

自分のパーソナルスペースが依存的で自己中心的な他者による侵害を受けた時に感じる物に近いのではないのだろうか

 

こういう状態で

シュートを決めろ!

とか

メイウェザーKOしろ!

とか言われても

普段の精神状態じゃないリズムで動いても上手く行く訳がない,

それこそがGSWの狙いであり

世界中のNBAアナリストがこぞってGSWのディフェンスのレートが云々カンヌンを長々と書き綴っている裏側なのだ 

メイウェザーがパッキャオに"負けなかった"のも無敗王者で有り続けたのもリズムを読むだけではなく,リズムを崩そうとルールギリギリの所でストレスを与え続けていたからではないだろうか

 

 

いつかは破られるGSW洞口スペシャルペラ的な何か

 

     洞口もカリーもクレイも二世というキーワードがあるものの...

 

 

GSWは後半の失速をKD加入で補ったが

KDにはパンドラの箱を空けてしまった

というある種のが残っている事を忘れてはいけない

 

怒り,憎しみ,悲しみ,裏切り,不安,後悔,そして希望...

 

KDが自らサイコロを振った因果は必ず自身に戻って来るだろう

その結果がどうあれ,しかしながらGSWに対して特にKDに向けられる世界中のNBAフリーク達の,とりわけオクラホマシティサンアントニオの人々の負の感情がどういった形で結果として表現されるのかが興味深くもあったりするのは自分だけでは無い筈だ

 

 上記のザザ ウェストが必須条件のGSWの勝利だが

NBAファンが GSWの試合を観て

もう飽きたよ...

そう言葉にするのも遠くない未来なのかも知れない

 

GSWの試合は

(サンアントニオもそうかもしれないが)

相手にストレスを与える事によって普段のプレーをさせない事を基盤にしている

「そんなのどこでもやってんじゃん」

こういう声が聞こえそうだが

ちょっと度が過ぎているのだ

分かり易く言うと

GSW VS ○○

というレギュラーシーズン プレーオフの試合では

GSWだけの試合になっていて

極端に言うと相手チームがそこには存在していないのである

相手が別に宇宙飛行士チームだろうとアルマジロ5匹だろうと火星人5体(?)だろうと

プレー自体は基本何ら変わらないのだ

その試合には感動も無ければ相手選手の見せ場も無く ただ48分間コートに存在する5人がルールギリギリで反則を繰り返し仮想現実である相手の選手にストレスを与え続けるという公開練習を観る事態に陥っているのである

 

 (確かにキャブスは沢山お金を使って選手をかき集めたが ファイナルでもレギュラーシーズンでもプレーオフでも相手に攻めさせていた筈である

 それはNBAの暗黙のルールだろうし あくまでエンターテインメントとして存在するNBAに所属する選手達のプライドのようなものだろう)

 

こうやったら上手くいく

というマニュアルだらけのチームがこれからもワールドチャンピオンになるのを見続けたいファンは一定層はいるだろうが,大半は恐らく(時代が変わったとはいえ)本来のNBAの魅力 それは1秒先に何が起こるのか分からない 世界のトップ選手達が繰り広げる死闘 を楽しみにしているのではないだろうか

 

カリークレイは2世として非常に恵まれたキャリアを送っている最中だが

いつかは(特にクレイトンプソンだが)チームを離れる時が来るだろう

 その時マニュアルで固められた上位チームに行くのか それとも自分の意思で動く事の一人の男としての喜びを見つけ歩みだすのかは分からない(まぁ前者だろうけど)

 

それはNBAがGSWの戦術に横槍を入れた時であり

オクラホマシティの人々の怨念のようなものが結果として表れKDが再びオクラホマの地を踏む時かも知れないし

或いはGSWのチーム力をも上回る個の集合体,ミラクルチームがチャンピオンに輝く瞬間かも知れない

 

 

NBAは今回のファイナルで新たな顧客層をゲットした筈だが

 (黄色人種 ヒスパニック アジア系 混血など 再三申し上げるが,自分は人種差別者ではない)

来シーズンはNBAが既存のファンとこれから消費してくれるであろう需要層の

果たしてどちらを取るのかも見逃してはいけない所だろう

 

 

ーーーNBAは死んだーーー

 

 そう表現した方がいたが

自分は リーグ全体が更なるレベルアップを図る為に

一旦マニュアルだらけのチームを容認し

 どうやってそのチームを倒すかを選手達に見せる事によって

 個人個人に意識を高く持って欲しい  その為に

リーグをNBAフリークにとって最も観る価値の無い組織にした

  

という風に解釈したい

 

 

 

 

 

 

 

 

2017NBA ファイナル終焉

それでも僕らはNBAをする

 

長いシーズンが終わりチャンピオンチームがラリーオブライエントロフィーを頭上に掲げる時,毎年頭の中でこのフレーズが思い浮かぶ

 

 

またshowが始まる苦しい程の

 

またshowが始まる 眠れる程に...

 

 

ファイナルでクリーブランドキャバリアーズを応援していた方はゴールデンステイトウォリアーズがGAME5を制した時 ある種の失恋に似た感情を得たのではないだろうか

例えば

クラスのマドンナがイケメンと付き合いだしたり

美人の同僚が入籍を発表したり

アイドルの熱愛がスクープされたり...

 

逆にゴールデンステイトウォリアーズのファンは片思いが成就したような高揚感に身を包まれたと思う

例えば

応援する思いにチームが応えてくれた

昨年の雪辱を果たしてくれた

などなど...

 

 

それらの感情を一言で表すとなんだと思う

 

応援するチームが勝つと嬉しくなり

負けると悔しくなる

怪我やトレードの噂を聞くと不安になり心配する

試合が待ち遠しくもなるし

来年はどんなチームになるんだろうと期待に胸躍らせたりもする

 

それは恐らく選手達に永遠に届かないであろう悲しい片思いであり,応援するチームが勝つ事でしか成就しない辛い疑似恋愛関係なんだと思う

 

 

 

このファイナルで浮き彫りになったチームの差とは

 

初めにチーム戦術数の違い

 

続いてチーム戦力の差

 

そしてチームの統率感

 

の3つになる

その要素はこれからのNBAのチームの主軸になっていくかもしれない

これは1990年代後半からサンアントニオスパーズが重きを置いていた価値観であって,それでも度々起こるNBAのスーパースターが集うBIG3といわれるスター集団との激しい激突によりその都度僕らに感激と感動を与えたくれた

これからもそのようなやりとりは続いていくだろうし果たしてどちらが試合を観てより満足感を得られるかは永遠に議論されていくのかも知れない

 

ただ今回は結果としてクリーブランドキャバリアーズが敗れてしまった

それは紛れもない事実でありキャブスは今のNBAの流れに対応していくしかなくなってしまった 

どういう事かというと,チームを解体するという課題に向き合う必要性が浮上してきたという事だ

 

 

もしチャンピオンチームに返り咲きたいのであれば

 

一度コーチ陣を一掃してGSWのようなチームに対抗できる新たなシステムを構築する

 

個人ではなくチームとして活躍出来る選手を獲得する

 

チームを一つにして目標に進んでいく態勢を整える

 

とありきたりな事を書き綴ったが

何故そうしなければいけないかというと

既に他のチーム

特にボストンセルティックは今回のファイナルを観てキャブスの弱点を攻める攻略を作り始めた可能性が高いからだ そして彼らはキャブスを倒すだけの戦力を整え戦術を増やしていく準備もしているだろう

 

キャブスがFAになったクリスポールを獲得するか

それともトレードの噂が絶えないカーメロアンソニーを招き入れるかは分からないが

今こうしている間にも既に2018年NBAシーズンはゴールデンステイトウォリアーズNBAチャンピオンになった瞬間に始まっているのだ

 

このような展開に想い馳せて,これから起きる出来ごとに胸を弾ませるなら

きっとそれは数々のドラマを毎年僕らに見せててくれるNBAというショ―ビジネスに対する恋愛感情に近いモノを感じているからではないだろうか

 

性悪女に愛想を尽かしてもなかなか懲りずにまた騙されてしまうような感覚を持っていて,また来シーズンもNBAを観戦するなら貴方も僕もきっとNBAに永遠に満たされる事のないをしているのだろう

 

一度王朝を築いたチームは必ず自ら崩壊するか 新しい勢力にその王座を奪われるまでチャンピオンの地位を護り続けなければならない

どうやって彼らを倒すチームが現れるのか,また作り出すのかを見守るのが来シーズンの見所だろう

 

結果に期待して落ち込んでもNBAを観戦してしまう

NBAにはそうさせてしまう程の魅力があって

これからも僕らはその不思議な魅力に魅せ続けられていくのだろう

 

 

 

恋なんて出来すぎたshowみたい 筋書き通りの憧れだけの騙し合いだよ

 

シナリオ読み終えたならトキメキさえ消えて

 

次の幕に夢を馳せて思い巡れば...

 

just be gun またshowが始まる...

2017NBA ファイナル GAME4  NBA に迫る決断@GAME5

NBAをご覧になっている貴方はモニターを見ている時一体何を選手達に求めているのだろうか

様々な価値観が行きか交うだろうが,それを一つの言葉に集約すると

 

エネルギー(energy)

 

という言葉に行きつくと思う

 

GAME4を見て

もう Qアリーナの試合見飽きたわ」 

次で決まりじゃね? 試合観んのやーめた

そう思う方が果たしているだろうか

中にはそう思う方もいるだろうが 大半の方はこう思った筈だ

 

なんか もう一回Qアリーナでの試合観たくなってきたな...

 

そう思わせる程,今日のクリーブランドキャバリアーズの選手達からエネルギーが迸っていた

それこそ,僕達がNBAを観る理由であり NBAに求めている目には見えない何かの正体なんだろう

 

もし貴方がNBAコミッショナーだとして 

異様な盛り上がりを魅せたGAME4を見て

さぁ,そろそろこのシリーズをGAME5で終わらせてしまおうか

なんていう考えは決して思い付かないだろう

ましてや世界中NBAファンがそれで納得する訳が無い

まだこの緊張感を感じたい 

そう思わないNBAファンがどこにいるだろう

 

では 何故,GAME4がこのような素晴らしいドラマを魅せたのか 崩れたリズム という言葉を使って説明したいと思う

 

どのスポーツをみてもリズムを非常に大切にしている

 それはバスケットボールも例外ではない

そしてGAME4のGSWのそれは微妙にズレていた

もしかしたらGAME3から崩れていった と言った方が正解なのかもしれない

 

以前からGSWは分単位でオフェンスの波を意図的に作り出しているとブログで書いたが ザザ デビ西あってこそであった

 そこをキャブスがファールトラブルに追い込む事で 試合のリズムを変える事に成功していた

GSWはそれでも勝ててしまうチームなのだが,今回に限ってはある選手が特にシュートに対してリズムを崩そうと働きかけていた

カイル コ―バーである

プレイヤーなら誰でもそうだろうが 反復によるリズムによってシュートの感覚をつかんでいる というよりそれしかシュートの感覚を掴む方法は無いのだろう 深夜までシュートをしているエピソードがよく聞かれるNBA選手ならなおさらだ

 

どの選手を見ても 1.2.3のリズムで綺麗にシュートが放たれていると大概は成功している

 

1 リングとの距離を計る

 

2 シュート打点までボールをセット

 

3のタイミングでフォロースル―

 

常にGSWの選手がシュートを外さないのは このリズムを作る事にかなり比重を置いているからだろう

 

しかし1.2.3のリズムに合わせてチェックを入れられるとほんの少しズレが生じてしまう

GAME4ではクレイ KDといったシューターに対してコ―バーがリズムに対してアクションを仕掛けていたからこそディフェンスが成功する場面が多く見られたのだろう

1.2.3の後にチェックを入れに行ってももう遅い

相手のリズムを読み そのタイミングでチェックに行く事により初めてプレッシャーになるのだ

(難を言えば,1.2のリズムの間にプレッシャーを掛ける事が出来ればもっと良いのだが)

 

では何故コ―バーにそれが出来ていたのか

 それは彼がシューターであり,彼自身がシュートのリズムを何よりも大切にしているからだろう

因みにリチャードジェファーソンがKDをほぼ完璧にブロックしていたが RJがKDの1.2.3のリズムに合わせてブロックに飛んでいたからだ

 

長々と書いたが要はキャブスがGSWのリズムに慣れ始めている

上に

GSWに合わせて成長しているのではないかと思わせる場面が多々見てとれる という事だ

GAME5のキャブスはもうGAME4のキャブスではない

「もうGSWは恐れる事は無い」と自信に満ちた新しいチームになりつつある

 

2Q  7:30では24秒ギリギリでJRスミスが超ロングスリーを決める場面

3Q  9:05ではレブロンによる一人アリウ―プで世界中のNBAファンにハイライトを見せてくれた

 

今はまだキャブスが4敗目を喫する光景が目に浮かばない 

何故なら不思議に思うかも知れないがキャブスはまだ全てを出し切っていないからだ 

もう一度聞きたいがもし貴方がNBAコミッショナーだったら

まだまだハイライトを見せてくれるキャブスを敗退させるような流れを作るだろうか

 

今アダム.シルバーに決断が迫られている

2017NBA ファイナル 第三戦

4Qに失速した理由とは...

 

各選手そしてアリーナの観客の心情の変化

 

4Q 残り5:29 にカイリーアービングがクレイトンプソン相手にカウントワンスローを決めるまで,世界中の誰もキャブスが負けるとは思いもしなかっただろう

しかし 残り45秒にKDが逆転の3Pを決めてからは空気が一変した

 

今回は会場が何故そのような雰囲気になってしまったかを3つの言葉を用いて説明しようと思う

 

 

達成感  この試合で積み重ねた展開に対する感情(リード)

 

充足感  現在進行形のその時その時の感情(得点 守備)

 

満足感  試合前から目標に対する結果への感情(勝利)

 

逆転されたのはこれらの感情をキャブスのメンバーが上手くコントロール出来なかったからだろう

2017NBAファイナル あの日見たカイリーアービングの怒った顔を僕はまだ知らない

で述べたように意図的に攻撃の波を作り出していくのがGSWの戦術なのだが,恐らくGSWは上記3つの感情を上手にコントロールしていると考えられる だからこそ今日のような逆転劇が生まれたのではないだろうか

 

 

逆にキャブスは4Q残り約一分に

 

GSWに2点リードしている達成感

プラン通りに進んでいるという充足感

この時は試合に勝てているという満足感

 

この3つに観客と共に既に満足してしまった これこそが逆転を許してしまった要因になってしまったのだと思う

 

残り1:15でのキャブスのタイムアウト時にカリーがキャブスのメンバーをうかがう様子を見ると,まだGSWは試合のブザーが鳴るまでは試合を諦めていなかったのが分かる筈だ

 そしてGSWは試合終了と同時に充足感と満足感 残り12秒でフリースローを貰った時点で達成感を得ていただろう

 

 

マネーボールという映画がある

野球を統計的に分析するというブラッドピット主演の映画だが

バスケットボールを科学的に見た時にGSWにも当時のアスレチックスのような試合へのアプローチが見られるというのは自分だけなのだろうか

 

GSWのメンバーで試合に勝つためには

 

1 カリー クレイを活かす戦術

 

2 その為にルールギリギリでスクリーンを掛けるザザ デビ西が必要

 

3 それだけでは展開が行き詰まるので走り周る事によりディフェンスを錯乱

 

4 常に速攻を意識する事により付け入る隙を与えない

 

5 相手が慣れてくると高確率でシュートを決めるベンチメンバーを投入

 

6 残り2~3分で連続得点を作り出す

 

7 それらの攻撃の時間配分のコントロール

 

これを各Q繰り返す それだけでGSWはこの3年間快進撃を続けているのである

だが与えられた戦術だけでここまで圧倒的なパフォーマンスを見せる事が出来るだろうか? 

 

答えはNOだ

 

チーム全体に勝った後の感情だけでなく

例えば

 

何故リードする必要があるのか そしてリードした時の感情 その為にすべき各個人の行動 達成した時の感情 ディフェンスを成功する為の行動 抑えた時の感情 次にすべき行動 その理由をチームとして統一し,それらを刷り込みつづける必要がある

 

といったように 他のチームのように漠然とせず プレーの動機を微分化し遂行させ満足感を与える事により試合に勝ち続けているのである  

そして無意識のうちに達成,充足,満足といった感情を得るという結果をもたらしていたのだろう

 (別の見方をすれば,各選手が欠けるような事が,特にザザデビ西がいなくなるような事態になった時にGSWは崩れ始めるのだが)

 それは脳科学であり そして各Qの攻撃の時間配分を決め事にしているように見られるのも12分間と限られた時間に対する科学的アプローチの一つなのだ

サンアントニオはその事に気付いているからこそWCF GAME1の終盤までリードしていたのかも知れない

 

今日の試合に限ってはキャブスはファールトラブルに陥れる事によって接戦を演じていた

作戦としては上々なのだが,試合が終わる前に満足してしまっては逆転を許しても仕方が無い事だと思う 

そしてそれはベンチメンバーのFGにも表れている 

彼らの活躍が無ければキャブスの勝利は遠のいて行くばかりだ

 

今日の負けをどう見ているのか

もう敵わないと感じているのかそれとも不甲斐なく感じているのか

全ては土曜日にハッキリする

 

2017NBA ファイナル あの日見たカイリーアービングの怒った顔を僕はまだ知らない

LBJ23「俺の(チームメイトの)カイリーアービングがこんなに怖いわけがない」

 

以前 2017NBAファイナル カイリーアービングを襲う悪夢  でお伝えした通り

gswのカイリー対策が功を奏したようで物の見事に抑えられてしまいましたね

 

ただ 2Qにカイリーが見せたあの表情を見る限り,心配はいらないのかなと思ったりもします

怒りにも似た,いつになく強張った顔とあの鋭い眼光

恐らく第3戦でのリベンジを心に決めているに違いないでしょう

 

ただgame2は負けてしまった

 その結果はレブロン共々肩に圧し掛かって来ます

 一体何が原因なのか

ディフェンス? それともオフェンス?

1stQで34点も取ったのに?

ハーフで合計64点上げているのに?

 

キャブスは点取り合戦で負けてしまいました

 ならばディフェンスでgswの点を抑えるしかありません

でもどうやって彼らのオフェンスを止めればいいのでしょうか

 

答えは各Q毎のgswの攻撃の時間配分を分析してキチンと対応するしかないでしょう

それでは gswのオフェンスを各Q毎に見てみようと思います

 

 1Q

開始から3分間 ザザのイリーガルピック

そこから3分間 減速

そこから2分間 トップギア 

そこから1分間 減速&メンバーチェンジ

そこから3分間 12点のラン

 といったある種の揺さぶりが見られます

そしてキャブスのディフェンスを見てると 一貫性はあるけど柔軟性がない

ように感じます

gswは意図的にオフェンスの波を作って相手の心理に希望と失望を交差させる仕組みを作っています キャブスはその波を乗り切らないといけません

それが出来ないから流されるまま40点も取られています

 

2Q

(ザザの代役デビ西が登場 ただザザよりも機敏性に優れる為,間接的にムービングスクリーンを多様 彼は動けるプレイヤーなので縦横無尽に動くチームメイトを上手くサポートしています)

 

開始から3分間 10点のラン

そこから7分間   ここはキャブスのディフェンスが機能 

ただgswがペースチェンジで逆転されない程度にリード(デビ西7:04でOUT リビングストンIN)  

 そこから2分間 トップギア

 

緩急を付けたオフェンス,いわゆる心理戦を挑んでいるGSW 

2Q終了時点で3点リードですがGSW側は特に危機感は感じていない筈です

何故ならキャブスのメンバーはこの時点で既に精神的にへロへロだからです

その理由は,代わるがわるマークマンが走り回り常に攻撃でプレッシャーを与えているからでしょう

そしてトップギアに入る時は絶対に点を取る,そこだけはチームの厳守事項なんだと思います

 

そして3Q

開始から3分間 ザザのムービングパーティー開演(なんと12点に絡む活躍)

そこから3分間 減速

そこから6分間 トップギア 

 

 14点差 一旦キャブスを上げておいてからの突き放し すっかりレブロンが手の平の上で物の見事に踊らされています

(因みにザザは7:59で交代していますが 再び1:05に戻り,3P成功のお膳立てのムービングピックを披露していました) 

そしてキャブスのメンバーは何が何だか分からないまま点差が離れていくのをただ傍観するだけになっています

オフェンスの波の強弱を回数で表わすとなんと11回 これを意図的に作っていますGSWが

全てはザザ,デビ西のイリーガルピックが開始点になります 彼らがいないとGSWは多分回らないでしょうね

 だからこそGSWは彼らに十分な休養を与えているんでしょうけど

 

4Q

開始から6分間 デビ西の(ry

そこから6分間 (もし接戦だったら)ストレッチ5でフィニッシュ

 

 という感じでしょうか

もはやキャブスのメンバーに 追いついて逆転するなんて気力は残っていないでしょう

 

しかしながら,これはNBA ファイナルです 冒頭で述べたカイリーの怒り,そしてオクラホマ,サンアントニオ,世界中のファンが気持ちを一つにした時,もしかしたら奇跡が起きるかもしれません

ただその奇跡には約13回にも及ぶオフェンスの強弱に対応できるだけのディフェンスと強靭な精神力が求められます それは

 

各Qの開始3分間のディフェンス(ザザ デビ西への対応)

 

攻撃の波の予測


GSWがトップギアになる時のディフェンス

 

GSWのメンバーを上回る気迫

この条件を満たせば恐らくGSWのオフェンスは止められるでしょう

 

GSWに対抗出来たスパーズは敗退しました

だからこそ世界中のNBAファンはキャブスに注目しています

その期待に応える為にもカイリーは自らを奮い立たせているでしょう

 

キャブスは突破口を見つけ出せるのでしょうか

答えは明日の第3戦で分かるでしょう

 

注目の一戦を楽しみにして待ちましょう

NBAファイナル 第一戦

gsw対策って一体何なの?って話なんだけんども...

 

いよいよ始まりましたねNBAファイナル

自分なりに数字に注目しました

その数字とはズバリ...

 

3Qまでの攻撃回数です

それを三つのカテゴリーに分けると

 

A   フリーでシュートを打った回数

B マーク付きでシュートを打った回数

C それらの成功数

 

になります

 

1Q CLE30ーGSW35

gsw 

フリー11回 成功9回 

オンマーク20回 成功7回

合計試投数 31回 成功数16 

cle

フリー 5回 成功5回

オンマーク15回 成功5回

合計試投数 20回 成功数10

 

2Q CLE22ーGSW25

gsw

フリー10回 成功6回

オンマーク17回 成功4回

合計試投数27回 成功数10

cle

フリー7回 成功1回

オンマーク13回 成功7回

合計試投数20回 成功数8

 

3Q CLE20ーGSW33

gsw

フリー7回 成功5回

オンマーク11回 成功9回

合計試投数18回 成功数14回 (これ結構凄い数字ですね)

cle

フリー7回 成功3回

オンマーク18回 成功5回

合計試投数25回 成功8

 

3Qまでの合計数だと

gsw試投数74回 成功数40回

cle試投65回 成功数26回

になりますた...

これもうFG% 3P%云々の話じゃない

効率的な攻撃を数多くこなす それこそGSWのポリシーだったんですね まぁ結果は自ずと付いてくると...

 

でもCLE側にも勝機はありました,一応

3Q残り5分から見せた レブロンを主体にしたトップからのピック&ロール

約2分で終わってしまいましたが あれはGSWのディフェンスシステムの裏を突くかなり有効な手段だったんじゃないかなと思いました

ただ 試投数での差が...ね?

 

結局何が言いたいのかというと,GSWの一番の対策はGSWに慣れるしかないという事だろうか 試合をこなせばその内選手達がアジャストしてくる...と

 

そりゃ自分達の普段の1.5倍位のスピードで攻められたり守られたりしたら打つ手無しと他のチームが降参するのも分かる気がします

でも別の角度から見たらGSWの選手達もかなりキツイと思いますよ なんせ点差がつくまで絶えず全力疾走してる訳ですから

 

と,言う事で以上 上記の理由により第二戦もGSWが取るだろうなというお話でした